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Social development through COFFEE #1 LetSequoia

世の中には、コーヒーを通した途上国の発展に取組んでいる人々がいます。今後、『Social development through COFFEE』として、そういった活動を皆様にご紹介していきたいと思います。

 

さて、早速ですが、第1回目は店舗でも販売していたコンゴ民主共和国Minovaを届けてくれているLetSequoiaです。

今までにもいろいろなところで話には触れていますが、LetSequoiaとは、社会起業家の韓国人女性が始めたコーヒー事業会社です。彼女とは直接会ったこともありますが、周りの人を引き付ける求心力やバイタリティー、そして明確なビジョンを持ったまさに起業家でした。最近の活躍については後に触れますが、ちなみにみなさんセコイアの木がどのように育つかご存知ですか?それが社名の由来にもなっています。

セコイアの木は、根を広くはり、周りの木々の根に絡みつくように地中にしっかりとした基盤を作ります。そして、そのセコイアの木のように、多くの方々と共に歩みしっかりと根を張りながら少しずつ大きく成長していくという思いを社名に込めています。

彼女の事業に関わる人々が共同体となり、広く関わりあい、それぞれの持ち場で役割を果たすことで、アフリカの発展に貢献できるのではないでしょうか。

 

では、実際にLetSequoiaがどのような事業をしているかを見ていきましょう。

1) 『コーヒー農園の環境整備』

  ・国内紛争で荒廃したコンゴ民主共和国のコーヒー農園/精製所の整備

  ・退役軍人をコーヒー農園の労働者として雇用

  ・女性たちの組合の設立

  ・農園内のマイクロファイナンス制度立ち上げ

  ・コーヒー豆の品質チェック/指導

2) 『コンサルティング』

  ・周辺国でのコーヒーコンサルティング事業

3) 『商品開発及び販売』

  ・グロサリーの製造販売

  ・コーヒー豆のオンライン販売

  ・関連グッズの販売

 など

事業内容は多岐に渡りますが、軸となるのはやはりコーヒー事業です。

こういった社会性のあるコーヒーとなると、品質が二の次になりがちではありますが、このLetSequoiaの場合は、まずコーヒーの品質向上を常に意識し、高いクオリティのコーヒーを供給してくれています。実際に、コンゴ民主共和国やルワンダの間にあるキブ湖周辺のグレードではトップグレードを維持しています。

そして、LetSequoiaから届くコーヒーは、高品質なコーヒーであることに加えて、バックグラウンドの社会性が大きな意味を持っています。

通常のマーケットでの価格決定ではなく、農園とLetSequoia、LetSequoiaと輸入業者、それぞれが相対で行っているため、取引の透明性を保ちつつ、より適正な価格決定がなされます。

現在は在庫終了のため、販売できませんが、また日本に入ってきた際には、是非取扱いたい銘柄の一つですね。

第一次産業に従事している労働者がまだまだ多いアフリカでは、コーヒーも重要な換金作物であり、また外貨獲得の資源でもあります。生産国で高品質な物を作りつつ、消費国への供給ルートが確立されていることで、サプライチェーンの安定化が図れます。

弊店でもわずかではありますが、消費者の皆様に情報をお伝えし、おいしいコーヒーを供給するという位置でサプライチェーンの安定化に協力できればうれしいです。

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